孤高の光|ヒマラヤ水晶のこと

2019-12-07

天然石 店主のひとりごと

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17年前、私がこの業界に入った頃のヒマラヤ水晶(ヒマラヤクォーツ)といえば、ネパールのガネーシュヒマール産だった。

今は、ヒマラヤ山脈のエリアがまたがる、ネパール、インド、パキスタンにも多くの産地があって様々なヒマラヤ水晶が出回っている。

同じヒマラヤ 山脈といえど、見た目も質感もエナジーも全く違って、かなり興味深い。私がついつい手にとってしまうのは清廉で孤高なガネーシュヒマラヤ産と突き抜けたクリアー感と豊穣エナジーのマニハール産。

トップ画像のカテドラルのガネーシュヒマラヤ。ネパールだから寺院っていったほうがしっくりくるけど、こういうタイプなかなか見かけない。





ルチルの入ったマニハール産ガーデンクォーツ。透明度が高すぎて撮影が難しい。中のルチルやクローライトがなかなかキレイに写らない…(涙)水の中にルチルが入ってるようなみずみずしい質感のピース。




これも画像より実物の方が数倍美しい。手のひらサイズの可愛いクラスターテリツヤもあってピカピカ!光と元気の塊、太陽の子。

推測の域を出ないけれど、これだけ多くの産地のヒマラヤ水晶を扱っているのは日本だけじゃないかと思う。

他の産地エリアのものも素晴らしいので、ミネラルショーやお店で見かけたら手にとってじっくりと眺めてみてほしいと思う店主でした。





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